リーダーとして その6
最初に「面白い」と言ったからといって、最後まで相手の意見を全面的に受け容れるわけではありません。
ただ、相手の意見を否定する場合にも、彼は「それじゃダメだな」とは言いません。
「それは面白い」とした上で、「あとは、こういう点を付け加えれば、もっと良くなるんじゃないだろうか」という具合に、必ずポジティブな方向付けをするのです。
ときには、そうやって話を進めているうちに、ほとんど堺屋さんの意見でまとまってしまうこともあるに違いありません。
しかし、それでも相手は自分の意見が否定されたようには感じないのではないでしょうか。
「面白い、面白い」と共感を示してもらえれば、自分という人間が受け容れられているように思えるからです。